エレクトロニクス技術の急速な進歩により高集積化されたデジタル機器は、高性能である反面、ノイズに対して敏感であり誤動作しやすく、またデジタル機器は、それ自身広帯域のノイズ発生源となりノイズを出す側とノイズを受ける側の機器が増加しております。
このようなノイズ環境の中で電子機器は社会的に重要なシステムに組み込まれ確実に動作することが不可欠な状況になっております。
そこで、より確実なノイズ対策が必要不可欠であり、その最も効果の高いノイズ対策部品として、弊社の開発した特許品であるダブルシールド型ノイズフィルター変圧器は、コンピュータ業界をはじめ各界で好評を頂いており、弊社が確信を持っておすすめする製品であります。
弊社が研究開発した特許製品で、コンピュータをはじめとする電子機器へノイズのないクリーンな電力を供給するための電源変圧器であります。電源ノイズ対策の1つにLCフィルターがありますが、この方式は非分離タイプであり電源側と負荷側のインピーダンスの値によりノイズ遮断特性が著しく変化し安定した効果が望めません。
又、入出力電圧が異なった場合も用いることが出来ません。
そこで、このような欠点を補う為、一度電気エネルギーを磁気エネルギーに変換し、さらにまた電気エネルギーに戻してノイズを吸収するいわゆる絶縁変圧器がありますが、弊社のダブルシールド型ノイズフィルター変圧器はこの絶縁変圧器の1次~2次コイル間にシールド板を施し、それを大地アースに接続することにより、コモンモードノイズを大地に逃がします。
更にそのシールド板上に3次コイルを巻き昇圧させ、その両端にコンデンサーを接続することにより、1次~2次間のリーケージインダクタンスと3次コイルにより昇圧されたコンデンサーによりノイズフィルター効果を発揮し、ノーマルモードノイズを除去します。
又、他社製品と比較して負荷電流増大による電圧ドロップが少なく、
コンデンサーによる透過接地電流がない為、感電の危険や漏電警報の誤動作の懸念が全くないなど優れた特性を持った変圧器で電子機器電源として必須のものとして好評を得ております。
※各タイプ共、負荷専用アース、D種アース(ケースアース)付です。
付帯計器類、ブレーカ(MCCB)類の増減により周辺回路は、各々設計致します。
お困りごとのご相談やお見積りのご依頼など、津田特殊電気までぜひご連絡ください。